VCT LOCK//IN:アルファ/オメガステージで最も選ばれたエージェントトップ5
VCT 2023 - LOCK//IN のファーストステージが終了し、4チームがプレーオフに進出しました。サンパウロで行われた最初の36のプレイマップの後、エージェントピックに関するリストを作成したところ、いくつかのエージェントは高いピック率で大会をリードしたことが判明しました。それでは、ブラジルでのファーストステージで最もピックされたVALORANTエージェントのトップ5をご覧ください
キルジョイ
ご存じの方が多いように、キルジョイは今大会で最も多く選ばれたエージェントです。彼女は現在のメタにおいて最も有用なエージェントであることに変わりはなく、攻め守りの両サイドにて大きく活躍します。
スプリットとフラクチャーにおいて、それぞれ 20%、42.8%のピック率と最も優れたエージェントというわけではありません。フラクチャーではまだ「まあまあ」なピックとして捉えられるかもしれないが、スプリットではほとんどの試合で彼女は選ばれていません。一方、パールとロータスはキルジョイが有効なマップであり、ピック率は66.6%と68.7%となっています。この2つの統計の主な違いは、パールが15回プレイされたのに対し、ロータスは8回とほぼ半分しかピックされていないことです。ヘイヴンでは、24マップのうち20回ピックされ、83.3%を占めました。もう一つのマップはアイスボックスですが、こちらでは22回中20回キルジョイがピックされています。アイスボックスでは2番目に多くピックされたエージェントで、このマップでは90.91%のピック率を誇っています。
最初の最多ピックエージェントの記事から何も変わっていません。トーナメントが終わっても、キルジョイは最も選ばれたVALORANTエージェントとしてトップに君臨することでしょう。現在、彼女のピック率は68.46%です。Cloud 9はトーナメントから敗退しましたが、Nathan "leaf" Orf 、キルジョイで1.70という最高のレーティングを記録しています。
ジェット
イベント開始当初からキルジョイに肉薄していたジェット。ピック率58.46%を維持し、エージェントは栄光の日々を取り戻したようです。Karmine Corpのようなチームがデュエリストなしでプレイしているのを見かけましたが、それでも大くのチームはジェットをピックアップすることを好んでいます。Fnatic のNikita "Derke" Sirmitev はジェットの疾走感を楽しんでいるようで、118ラウンドで1.35のレーティングを記録しています。
ローテーションの最新マップ「ロータス」は、ジェットプレイヤーが最も苦手とする場所です。今までは12.5%のマッチでしかピックされていませんでした。フラクチャーもジェットを起用するチームは珍しく、レイズやネオンといったデュエリストがほとんどのチームにとって良い選択肢のようです。ジェットが選ばれたのは、これまでのフラクチャーの21.4%に過ぎません。彼女はスプリットでは平均的なピック率であり、今日までの試合では40%のチームにピックされています。これは、他のエージェントがマップ上でより効果的であることや、スプリットでは両陣営で異なる戦術が要求されることがあるためです。ジェットはアイスボックス、パール、ヘイヴンではそれぞれ63.6%、70%、75%の割合でピックされており、堅実なピックと言えるでしょう。しかし、アセントはこのエージェントに最も適したマップであると思われます。7回のアセントでの試合と14のピックのうち、すべてのチームが彼女を評価しました。
ジェットは現在最も選ばれているデュエリストであり、今後の試合でもそうであることが予想されます。
KAY/O
意外なことに、KAY/Oはブリーチの座を奪い、本記事で唯一の新参者となっています。リリースから時が経つにつれ、チームはKAY/Oに順応し、ピックレートは上がっていきました。KAY/Oのナイフは非常に価値のあるアビリティで、合計ピック率44.6%とリストの3位に入りました。
KAY/Oの苦手なマップはヘイヴンで、ピック率は12.5%です。ヘイヴンに続き、ロータスとアイスボックスでも31.2%と31.8%と、最も好まれるエージェントではありません。KAY/Oの真価はSplitで発揮され、40%のチームに選択されました。パールとフラクチャーはKAY/Oが非常に有用なマップであり、それぞれ53.3%と64.2%のピック率となっています。更に、アセントではKAY/Oが圧倒的に強いエージェントです。全チームがことあるごとにピックしているため、ジェットと並んで欠かせないエージェントとなっています。Ethan "Ethan" Arnold はレーティング1.80と最高のレーティングを保持していますが、KAY/Oとしては21ラウンドしかプレイしていません。一方、Pontus "Zyppan" Eek はまだトーナメントに残っていますが、117ラウンドでKAY/Oをプレイしレーティング1.33を保持しています。
KAY/Oはナイフとフラッシュのおかげで重要なイニシエーターです。しかし、彼らは現在のすべてのマップに不可欠というわけではないので、プレーオフチームとは異なるピックを見ることもあるかもしれません。
ソーヴァ
ソーヴァは、KAY/Oがサンパウロで活躍した結果、1つ順位を下げました。しかし、プロとしてプレーしている最高のプレーヤー達は選び続けており、ピック率は43%です。
正直に言うと、ソーヴァはスプリットとフラクチャーでは役に立ちません。彼よりも良い選択肢が複数あることは、上のグラフからも明らかです。どのチームも両マップでソーヴァをピックせず、代わりに他のエージェントを選んでいます。プロプレイヤーはソーヴァをパールとロータスでは平均以下なピックだと考えており、ブラジルでのイベントを通してのピック率はそれぞれ23.3%と25%でした。しかし、アイスボックスはソーヴァを効率的に使うのに最も適したマップであり、95.4%のピック率を記録しています。
Sovaは矢とドローンで情報収集し、敵の位置を見つける能力を持っています。彼はゲームリリース以来常にトップピックの一人であり、サンパウロでもしっかりとそのポジションを守っています。Team= Liquidの不調にも関わらず、Igor "Redgar" Vlasov 、ソーヴァのレーティングを1.34を保持し大会をリードしています。Leo "Leo" Jannesson はプレイオフに参加している数少ない選手の一人ですが、ここまでのソーヴァでのレーティング1.23は彼のチームを大いに助けています。
オーメン
オーメンは前回と同じ順位。ピック率に変化はあるものの、今大会でも5番目に多くピックされたエージェントです。このスモークキャラは40%のマッチでピックされました。
パールとアイスボックスではピック率が6.67%と13.6%で、オーメンにとってベストなマップとは言えません。スプリットとフラクチャーもオーメンが苦手とし、それぞれ20%と21.4%のチームにしか選択されていません。一方、オーメンはヘイヴンでのピックとしては堅実で、サンパウロのチームは70.8%の試合でピックしています。更に、ロータスとアセントはオーメンを使うのに最適なマップとなりました。ロータスでは81.2%、アセントでは85.7%のピック率を記録しています。メインのスモークの役割に加え、オーメンのプレイメーキング能力により、両マップで効率的に使用することができます。Kirill "ANGE1" Karasiow はオーメンを使い1.52のレーティングを残しました。
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