VCT Japan Stage 1 Playoffs Day 4の結果: ZETA Divisionが無敗で世界への切符を獲得
3月24日から3月27日にかけて、Week 1とWeek 2のMain Eventを勝ち抜いた8チームによるVCT 2022 - Japan - Stage 1 - Challengers Playoffsが開催されました。Playoffsはトーナメント形式で実施され、Playoffsを勝ち抜いた1チームが、今年4月にアイスランドのレイキャビクで開幕される VCT 2022 - Stage 1 - Masters Reykjavík への出場権を獲得します。
IGZIST vs Crazy Raccoon 3月27日 15:30pm JST
グランドファイナル進出をかけた対決となった本試合は、Crazy RaccoonがIGZISTを圧倒し2マップを連取。IGZISTは両マップ合わせて獲得したラウンドが3ラウンドのみと、終始苦しい戦いを強いられる結果で終了しました。
1マップ目のHavenでは前半、Crazy Raccoonの緩急を組み合わせた多彩な攻めにIGZIST側が押される展開に。そして後半戦では、大きくビハインドしたIGZISTがディフェンス側で勝負を仕掛けるも、結果的にはCrazy Raccoon側が3ラウンドを連取し勝利しました。
2マップ目のBindでは、IGZISTの前身であるBBIに所属したSouta "popogachi" Morita選手とYusuke "neth" Matsuda選手が活躍し、IGZIST側に1ラウンドしか取らせないという圧倒的な試合を展開。特にSouta "popogachi" Morita選手はマッチMVP(Rating=1.57)も獲得する活躍を見せ、新旧の所属選手同士が対峙する因縁の対決はCrazy Raccoonが制したのです。
ZETA Division vs Crazy Raccoon 3月27日 18:30pm JST
アイスランドへの切符をかけた最終決戦は、昨年のVCT 2021 Japanと同様にZETA DivisionとCrazy Raccoonの対決です。本試合を含め、これまでのVCT Japanのグランドファイナルは全てこの2チームの対決で「伝統の一戦」とも呼ばれています。本対決は、マッチMVPを獲得したTenta "ten" Asai選手の活躍などもあり、新生ZETA Divisionが勝利を収めました。
1マップ目のBind、2マップ目のSplitではジェットを用いたCrazy RaccoonのByeon "Munchkin" Sang-beom選手が積極的なワンピックにより1マップ目ではMVP、2マップ合わせてFB14を獲得する活躍を見せました。しかし、対するZETA Divisionも緩急を組み合わせた多彩なチーム戦を展開し、個人でもレイズを用いて第2マップMVPを獲得したTenta "ten" Asai選手(Rating=1.75)の活躍で2マップを連取。
今回の結果により、ZETA Divisionが4月に行われるVCT 2022 - Stage 1 - Masters Reykjavíkへの出場権を獲得。残念ながら敗退した他の日本チームは、5月に行われるVCT 2022 Japan Stage 2に向け、チーム体制の再編などをしていくと予想されます。
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