VCT 2022 Stage 1 Masters出場チーム紹介: DRX VS
ZETA DIVISIONとVCT 2022 - Stage 1 - Masters Reykjavíkの初戦で戦うこととなったDRXはどのようなチームなのでしょうか?韓国ではオープン予選から数えて1敗のみ、プレイオフでは1マップしか落とさないという驚異的な戦いぶりを見せた彼らの戦いぶりを、オープン予選の段階から詳しく見ていきます。
昨年のDRX(旧称Vision Strikers)は、VCT 2021 - Stage 2 - Korea - Challengersを除くすべての地域大会で1位を獲得しました。VCT 2021 - Stage 2 - Masters Reykjavíkの出場を不運にも逃した点以外は、比較的成功した年だったと言えるでしょう。
DRX VSは、On Sla2ersにLee "k1Ng" Seung-wonをレンタルし、Kim "Lakia" Jong-minをFAとさせるなど、選手再編成にはあまり積極的ではありませんでした。VCT 2022での選手ラインナップは昨年とよく似ていたため、ファンは昨年同様の高いパフォーマンスを期待し、優勝候補の一角に挙げられていました。
オープン予選とメインイベント
VCT 2021 - VALORANT Champions 2021への出場権を得た彼らは、VCT 2022 - Korea - Stage 1 - Round of 16に直接招待され、そこからマップを落とすことなくメインイベントへの出場権を得ることに成功しました。大会でDRX VS は On Sla2ersとの対戦を除き、すべてのマッチで相手に2桁ラウンドを獲得させることがありませんでした。
一方で、On Sla2ers戦での敗北は、DRX VSの懸念材料と言えるでしょう。IceboxとBindで行われた本対戦では、レーティング1.83とACS 365 を記録したOn Sla2ersのPark "Bazzi" Jun-kiの活躍などもあり、それぞれDRX VSが3-13と8-13で敗れました。グループステージで第2シード権を得たDRX VSは、On Sla2ersとともにプレイオフに進出することになりました。
プレイオフ
プレイオフでの最初の対戦相手は、グループステージ4位のWorld Game Starです。グループステージでは4勝3敗(うち2勝はVSとDWG KIA戦、残りはHolyMolly戦)という成績だったWGSですが、メインイベントでOn Sla2ersに唯一勝利したチームでもありました。この対戦では、WGSが第1マップを13-8で快勝し、第2マップでも11-2とDRX VSが追い詰められます。しかしその後DRX VSが大逆転を果たし、1-1の同点としたDRX VSは、勢いをそのままに決戦マップでも13-2で勝利しました。
DRX VSはグループステージでの敗戦の雪辱を晴らすべく、On Sla2ersとの対戦を楽しみにしていましたが、対戦が進むにつれ、その実力差は歴然となりました。On Sla2ersが唯一DRX VSを追い詰めたのはBreezeの前半で、ハーフタイムまでに6-6の同点となりました。しかしその後、DRX VSはこのマップを13-8、続くマップを13-2で勝利し、VCT 2022 - Korea - Stage 1 - Main Eventのグランドファイナルへの出場権を獲得しました。On Sla2ersは下位ブラケットに降格したものの、下位ブラケット決勝でHolyMollyを3-0で退け、マスターズへの出場権獲得に望みをつなぎました。
グランドファイナル
On Sla2ersとしてはDRX VSとの3回目の対戦となりましたが、On Sla2ersが第1マップのピック権を持っていたため、優位に立てる可能性がありました。しかし、ハーフタイムまでにDRX VSに9-3とリードされてしまいます。それでもOn Sla2ersは9ラウンドを取り返しOTまで持ち込みましたが、最終的にはDRX VSに敗北を喫しました。この敗北による影響があったのか、On Sla2ers側のパフォーマンスはその後のマップで急落、最終的にはDRX VSが韓国代表としてVCT 2022 - Stage 1 - Masters Reykjavíkへの出場権を確保する結果となりました。
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