LOUDとOpTicがグループBの勝利チームと対戦、Leviatanがプレイオフに進出
VCT 2022 - Champions Istanbulの2日目、LOUDとOpTic Gamingが大会初戦を勝ち抜き、次に対戦することとなりました。一方、ZETA DIVISIONとBOOM Esportsは敗者復活戦で最後のチャンスをつかみ取るための試合に臨みます。
この日の初戦では、日本代表のZETA DIVISIONとブラジル代表のLOUDが対戦しました。ブラジル代表はAscentを選んで試合を開始しました。
ZETAは最初の2ラウンドでLOUDから大量のキルを獲得し快進撃。LOUDも何とか応戦し、最初のバイラウンドを制しました。それでもZETAが優勢のまま試合は進みます。前半で7ラウンドを制し、リードを保ちました。LOUDは10ラウンド目を何とか獲得し同点に追いつきますが、ZETAは前半最後の2ラウンドを制して優位に立ち、そのまま攻守交代。Kouji "Laz" Ushidaはジェットを手に防衛側で1.09を記録し、ファーストブラッドも2度奪い、サイトを華麗に守りました。LOUDのMatias "Saadhak" Delipetroは、キルジョイで1.34のレーティングと3度のファーストブラッドを獲得し、5ラウンド目の獲得に大きく貢献しました。後半は全く違う展開となり、LOUDがこのマップをピックした理由を見せつけました。LOUDはピストルラウンドでスパイクを解除に成功したところから守りを始めます。LOUDは6ラウンド連続で1ラウンドも落とさず、ZETAも後半は1ラウンドしか取得できませんでした。LOUDは13-8のスコアで第1マップを終了し、シリーズ開幕ののろしをあげました。Lessはレーティング1.43、キル数22で試合を終了。LOUDのスタープレイヤー、Gustavo "Sacy" Rossiは6本のファーストブラッドを含む19キルを記録しました。
ZETAがピックしたのはFracture。ピストルラウンドはZETAが勝利するも、その後のガンラウンドではLOUDがラウンドを獲得。それでも今回は序盤から中盤にかけてはZETAが優勢に進みました。前半最後の3ラウンドをLOUDが勝って差を詰めるも、7-5というスコアで日本チームがハーフタイムを迎えました。Kouji "Laz" Ushidaは14キル、ACS280でレーティング1.51を保持し、チェンバーとして大活躍を見せました。
一方、Matias "Saadhak" Delipetro選手のViperは、LOUDでレーティング1.15を記録。このアルゼンチン人プレイヤーは、最後の2ラウンドで5キルも獲得し、LOUDを踏みとどまらせることに成功します。 LOUDがピストルラウンドでスパイクの解除に成功すると、そのままSaadhakの素晴らしいパフォーマンスは後半も続いていきました。後半最初の2ラウンドで5キルの大活躍です。LOUDは前のマップと同様、素晴らしいディフェンス力を発揮しました。後半を8-2のスコアでリード、ブラジルチームのLOUDが勝利を収めました。 このマップでSaadhakはレーティング1.58、26キルを記録しています。一方でZETAのLazはチェンバーで25キルと奮闘するも、ZETAがこの大会で生き残るためには一歩届きませんでした。
APAC代表のBOOMはBreezeを選び、この日の第2試合目をスタートさせました。ピストルラウンドはOpTic Gamingが制したものの、バイラウンドではBOOM Esportsのディフェンスもなかなかの堅さを見せます。OpTicは前半いくつかのラウンドを獲得するも、それでもBOOM Esportsが優勢です。BOOMは前半に8ラウンドをつかみ取りました。David "Xffero" Monanginはレーティング1.77と素晴らしいViperのパフォーマンスを見せます。5つのファーストブラッドを獲得、OpTicの攻撃から上手く守り切った大きな要因のひとつといえるでしょう。OpTicでは、Austin "crashies" RobertsのSovaが13キル、K/D0.93と高パフォーマンス。OpTicは後半に入り、6ラウンドを連勝する快進撃を見せました。それでも、BOOM Esportsは4ラウンドを獲得し、12ラウンドを獲得。しかし、24ラウンド目にCrashies選手のリテイクにより、OpTicは延長戦を余儀なくされました。延長戦は5サイクルに及び、非常に拮抗したものとなりました。結局、18-16でBOOMが勝利しました。拮抗し、疲弊した試合の後、BOOMは重要な勝利でグループステージをスタートさせることに成功しました。
Tehbotol選手は、レーティング1.64を維持しながら、7つのファーストブラッドと合計38キルを獲得し、思い切ったプレーが功を奏したといえるでしょう。このインドネシアの陣のViperはゲームの序盤からチームに大いに貢献し、マップ全体を通して相手よりも優位に立ち続けました。 続くOpTicのピックはBindで、優勝決定戦に進出するためにはこのマップに勝たなければなりません。BOOM Esportsは攻撃側のプレーがうまくいかず、OpTicはChamber、Skye、Brimstone、Viper、そしてRazeで防衛する素晴らしいプレイをみせます。OpTicは最初の8ラウンドを勝ち抜き、防衛では合計10ラウンドを掴みました。OpTicの言わずと知れたChamber、Jaccob "yay" Whiteakerは19キル、420ACSを記録し、crashiesはSkyeで1.30レーティングを獲得。BOOMは後半戦の最初の2ラウンドを獲得するも、とても遅れをとっている状況。OpTicがさらに3ラウンドを掴み、13-5でマップを終えます。最初のマップを落とすも、2番目のマップで非常に優勢なパフォーマンスを見せ、流れに乗ります。yayはこのマップ終了時には1.46のレーティングを獲得しています。 最後のマップはFracture。ピストルラウンドで素晴らしいスタートを切ったBOOMですが、攻撃面で迷走しているように見えました。前半は3ラウンドしか獲得できず、彼らにとってもこれはあまりに予想外だったようです。OpTic Gamingは、主にyayのチェンバーの活躍で、優位に立つことにに成功。彼はGary "blaZek1ng" Dastinとキルで競争をしていたような状況でした。 Gary "blaZek1ng" Dastin選手とのキルデュエルもありましたが、最終的にはチームからのサポートもありNA代表は前半で9ラウンドを勝ち抜き、圧倒的なアドバンテージを確保したまま攻守交替。後半でも優勢は続き、OpTicは最初の2ラウンドを獲得すると、その後の最初のガンラウンドまで制し、相手に希望を与えません。BOOMはAscentでみせた安定性をシリーズの最後2つのマップに広げることができず、最終的に敗退しました。 blaZesk1ngはFractureでベストを尽くしましたが、最終ラウンドでクラッチに失敗。OpTicはFractureで支配的な強さを見せつけ、13-3で勝利を収めました。yayは大会終了時点で驚きのK/D4.75。それでもblaZek1ngはFractureで18キル、チームメイト3人の合計よりも多いスコアを出し、1.60レーティングを保持しました。
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